緩み防止ねじ
「スプリングボルト®」
スプリングボルトは、ネジ山のスリットを設けることで、雄ネジにスプリングのような反発力を持たせることができます。
そのため、緩み止め部材の装着や塗布作業なしで緩み防止が実現可能です。
また、汎用ボルトと互換性があるため、特殊な工具や作業工程が不要で、現場で即座に使用でき、作業効率向上と作業環境の改善にもつながります。
スプリングボルトは、相手雌ネジ側がJIS2級(ISO規格5H,6H)で加工されている事を前提に製造してあります。その他の規格や、中間調整ネジとしてのご使用を検討されている場合は、遠慮なくお問い合わせください。
●スプリングボルトが
緩みにくい理由
汎用ねじの場合
締め付け前

締め付け後

最終締め込み時(下図)の状態で、ねじ山の片側のみ接触のため反対側はギャップがある。そのため振動・衝撃によるねじのゆるみが起こりやすい。通常はワッシャーや接着材などのゆるみ防止部材を使用してゆるみに対応している。
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スプリングボルトの場合
締め付け前

締め付け後

ねじ山両面をめねじに接触させ、さらにねじ山頂上部分にスリットを設けることにより締め込み時にスプリングのような反発力(弾性応力)を発生させます。この反発力により、振動・衝撃や熱変化等の原因によるゆるみを防止します。
スプリングボルトの優れた特徴

緩み防止効果
ネジ山にスリットを設けることで、雄ネジと雌ネジのフランクに弾性応力が発生し、緩みを防止することが可能です。また、ネジ山先端の全てにスリットがあるため、ムラのない安定した緩み防止ができる。衝撃・振動にも強くゆるみづらくなっています。また、緩み止め部材の削減は、環境にも優しいというメリットがあります。

「熱変化」や「繰り返しの使用」に強い
スプリングボルトは、単一素材のため熱変化に強く、繰り返しの使用にも耐え、ロックの効果が減衰しにくいという特徴があります。また、谷のRが大きいため疲労破壊に強いネジとなっています。刈払機など熱が発生するような機器にて、ご活用いただいている事例がございます。

完全な締結が不要「位置決め能力」
スプリングボルトは、汎用ボルトにはない摺動トルクがあるので、完全に締結せず途中で止めた場合でも、常に安定した位置決め能力を発揮します。周波数調整等にご活用いただいている事例がございます。※摺動トルク値は可変できます。(事前に打ち合わせが必要となります。)
導入事例
スプリングボルトは、航空機(コックピット)、車載品(電車・車)、食品機器(冷蔵冷凍ショーケース)など
広範な分野の多くの製品に採用されています。







お問い合わせ
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他社緩み止めメーカー様からのお問い合わせも歓迎しております。
スプリングボルトの概要書は以下よりダウンロードいただけます。